ダーツのバレルを頻繁に変えるのは、お金と時間の無駄です。
ダーツのバレルって毎月新しいものが発売され、種類で言えば、数え切れないほどありますよね?
見ていると、あれもほしい、これもカッコよくて捨てがたい…
と欲が出るものです。
しかし、バレルをすぐに変えることは実力に大きな影響を与えます。
上手くなりたい、ということに特化するのであれば、頻繁に変えることは、お金と時間の無駄です。
この記事はこんな方におススメ
・ダーツのバレルって頻繁に変えたほうが良いの?
・ダーツのバレルって変えると良くないの?
・今のバレルが合っているのかわからない…
・自分に合ったバレルを探すには?
記事の内容
・ダーツのバレルを変えるポイント。
・ダーツのバレルを変えたときに起こること。
・ダーツのバレルを変えることのメリット・デメリット。
・ダーツを上手くなるためには?
こちらの記事は7分程度で読めます。
目次
- 1.ダーツのバレルを頻繁に変えるということ。
- 2.お金と時間の無駄。
- 3.変えても良いポイント。
- 3.1.今のバレルが大きく劣化してきたとき、新品への変更。
- 3.2.ほとんど形状の変わらないモデルへの変更。
- 3.3.カット、重さなど、明確な理由をもっての変更。
- 3.4.元のバレルに戻るための調整用のバレル購入。
- 4.変えることで影響することは?
- 5.メリット・デメリット。
- 6.変えたほうが良いか考えよう。
- 7.まとめ。
1.ダーツのバレルを頻繁に変えるということ。
「ダーツのバレルを変えたい!」と思ったときに理由を考えてみてください。
明確な理由がないのに、調子が悪い、入らないから変える、というのは結果的にお金と時間を無駄にします。
厳しいことを言いますが、
入らない原因は貴方が下手だからです。
バレルが原因ではないため、バレルを変えても同じように入りません。
たまたま上手く入ったとしても一時的なものです。
結局、調子が悪い同じ局面になり、またバレルを変えたくなるでしょう。
バレルを変えるたびに投げ方、グリップを変える人もいますが、これも無駄です。
何日もかかってグリップを染み込ませたのに、変えてしまうと、結局今までしてきたことが無駄になります。
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2.お金と時間の無駄。
バレルを頻繁に変える人は、共通していることがあります。
それは、「良い」と思っていても変えます。
なぜかというと、不調が訪れるからです。
不調になって変える癖がある人は、大抵2ヶ月~3ヶ月に一回は変えるでしょう。
とても勿体無いですよね?
明確な理由があるなら別です。
明確な理由の例ですが、
少しカットが強いから、同じようなバレルで、少しカットが弱いもの。
重いから、同じモデルで軽いバージョンのものに。
劣化してきたから、同じモデルの新しいものに。
というような買い替えなら、大きく影響を与えることなく、自分の理想に近づき、良い変更が行えるでしょう。
入らないから、全く違うバレルに変えて、フォームもグリップも変える!というのは、完全に今から初心者になるのと同じです。
ただ、距離感、入るときの感覚は残っているので、完全な初心者ではありませんが…
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3.変えても良いポイント。
変えても良いポイントを紹介します。
・今のバレルが大きく劣化してきたとき、新品への変更。
・ほとんど形状の変わらないモデルへの変更。
・カット、重さなど、明確な理由をもっての変更。
・元のバレルに戻るための調整用のバレル購入。
3.1.今のバレルが大きく劣化してきたとき、新品への変更。
仕方のないことですが、長い間使いなれているバレルを新品にかえることは、違和感があるでしょう。
良い感じに馴染む場合もありますが、カットなどが強く感じてしまい、上手くリリースできない場合もあります。
とはいえ、一番どうしようもないバレルの変更なので、諦めて買い替えましょう…
3.2.ほとんど形状の変わらないモデルへの変更。
今までの経験や体の使い方も引き継ぐことができ、モデルも似ているため、基本的に体に馴染むのも早いです。
また、少しの違うバレルが自分に合っているのか確かめることもできるため、仮に合っていなかったとしても、すぐに戻ることができます。
3.3.カット、重さなど、明確な理由をもっての変更。
初心者の段階で、明確な理由をもって変更することは、ほぼ不可能ですが、レーティング8以上になってくると、何が原因で上手く飛ばせていないのか理由が明確に見える場合があります。
・カットが強すぎで投げ辛い…
・軽すぎてコントロールできない。
・重すぎて落ちてしまう。
もし明確であったとしても、勘違いの可能性もあるので、誰かに見てもらって、客観的な意見を聞いてみることも必要でしょう。
3.4.元のバレルに戻るための調整用のバレル購入。
バレルの変更ではなく、自分のダーツの精度を上げるために、違うバレルを投げてみることです。
例えば、ダーツは軽いダーツほど、コントロールが難しく、手を伸ばして、腕のコントロールでターゲットまでしっかり運ぶ必要があります。
重いダーツを使っていて、手を伸ばすことをできていない人が、一度軽いダーツをつかって、手を伸ばす癖を身に付ける。というのも練習の一つです。
▲ 目次にもどる4.変えることで影響することは?
まず、安定力は確実に低下します。
どんなに上手いプロでも、バレルの変更はスタッツに影響します。
上級者ほど、どんなバレルも使いこなす実力や上手く飛ばす能力はあります。
しかし、試合では必ず使い慣れているバレルを使います。
それは、安定力が違うからです。
▲ 目次にもどる5.メリット・デメリット。
バレルを変えることは無駄と言いましたが、良いこともあります。
メリット・デメリットで解説したいと思います。
メリット
・多くのバレルに触れるため、自分の得意不得意がわかる。
・他に触れることで、自分のダーツの飛ばし方がわかる。
・どんなバレルも飛ばせるようになる。
デメリット
・安定感が無くなる。
・お金がかかる。
・今まで積んだ練習が無駄になる可能性がある。
・元のダーツの投げ方も忘れてしまう可能性がある。
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6.変えたほうが良いか考えよう。
メリット・デメリットを考えて、変えたい理由を整理した結果、本当に必要なバレル変更なのか、冷静になって考えてみましょう。
試しに投げてみたい、ぐらいの軽い気持ちなら、お店の試投で十分です。
ほとんどの場合が冷静に判断した場合、バレルの買い替えは必要ないと思うでしょう。
バレルはダーツのパーツの中でも一番高いものなので、お金を無駄にしないようにするためにも、必要のない買い物は控えましょう。
仮に買い替えても、下手になる可能性もあるので、リスクがとても大きいです。
理由が明確で、どうしても買い替えが必要なら、出費を安く抑える方法もあります。
それは、中古ダーツの購入です。
劣化がひどい物は購入しても意味がありませんが、ほとんど劣化していないもので新品同様のものもあります。
「ダーツハイブ」では新品同様のバレルが半額以下で買えることがあります。
7.まとめ。
ダーツは基本的にお金のかからないスポーツですが、バレルを頻繁に変えると、とてもお金がかかるスポーツになってしまいます。
バレルを色々触って、自分に合ったバレルを見つけるのは、とても良いことですが、毎回購入していては、とてもお金が足りないでしょう。
バレルの感覚を知るだけなら、持っている人に投げさせてもらったり、お店の試投、それができなくても、運がよければ、中古バレルが売っていたりもします。
まずは、今の相棒のバレルの能力を最大まで引き出す練習をしてみてから、別のバレルの購入を検討しても遅くはないでしょう。
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