ダーツで狙うのはインブルの中心!エリアではなく点を狙おう!
ダーツを投げていて、少しずつ上手くなっている感覚はあるんだけど、ブルから1ビット、2ビット外してなかなかハットトリックが出ない…
あと少しなのに…と思う人!
ブルを「だいたいこのあたり」みたいな感覚で狙っていませんか?
今回は点を狙うダーツについてお話したいと思います。
この記事はこんな方におススメ
・あと少しでブルに入らない…どうして?
・ブル率が上がらない…
・ブル率ってどうやって上げるの?
・点を狙うって良く聞くけど、どういうこと?
記事の内容
・アウターブルとインブルについて。
・点をねらうということ。
・シュートレンジから考えてみよう。
・ブル率の変化。
こちらの記事は7分程度で読めます。
目次
1.インナーブルとアウターブルについて。
ダーツのブルにはインナーと呼ばれるダブルブルとアウターと呼ばれるシングルブルがあります。
それぞれのビット数は、
インナーブル:21個
アウターブル:137個
となります。
セパレートブルやクリケットのルールでは、インナーブルとアウターブルでは得点が違います。
インナーブル:50点
アウターブル:25点
です。
これだけ見ても、インナーを狙えるようにした方が良いことはわかりますね。
▲ 目次にもどる2.点で狙うということ。
点で狙うというのは、私は可能、不可能は別として、インナーブルの真ん中のビットに入れることを目標としています。
理由として、
・本当に狙ったところから、どれだけ外したのかわかりやすい。
点を狙えば、外す確率はとても高いですが、本当に狙ったところから、どれくらい外したのか理解できる訳です。
・狙ったところにピンポイントで入れば気持ちいい。
狙ったところに入れば、それは凄く快感です。ブルといってもビットはたくさんあるので、スパイダーぎりぎりのブルに入ったときに、
「ギリギリ…でも、ブルだからセーフ…本当はインナー狙ったんだけど…」
と少し、入っても後味が悪いときありますよね?
しかし、ビットを狙って入れば、正真正銘の狙い通りってやつです。
入れば、最高に「ハイ」になれます(笑
・スタッツに囚われずに、上達を把握できる。
トリプルリング等でビットを狙っても、4ビットほど外せば、方向によっては、外れています。
しかし、本当に狙ったところから、何ビット外しているのかを知ることで、下手になってる…と迷走することもなくなります。
同じハットトリックでも、質が全然違いますね。
▲ 目次にもどる3.外す範囲を考えてみよう。
外す範囲とは?
狙ったターゲットから、外す範囲です。
上級者になればなるほど、この範囲は狭くなります。
初心者のときは、真ん中を狙っても、外側シングルやダブルに入ることもあったでしょう。
それは、ブルを狙っても、外す範囲はボード全てということです。
少し上達して、ブルを狙えば、少なくともトリプルリングより内側には入るようになれば、範囲はトリプルリングより内側です。
そこまでくれば、ミニゲームの「BIG BULL」で1200点がとれるようになります。
「BIG BULL」とは
トリプルリングより内側は全てブルとして判定され、50点となる。
また、インナーは70点という計算方法になっている。
ある程度、中級者になれば、トリプルリングより外に外すことはないので、インナーに何本入れたかを競うゲームになります。
インナーを狙う癖がつくので、おススメです。
MOYAさんの動画でプロ選手と投げている動画があります。
こちらをご覧ください。
では、均等に外すとした場合、点を狙うのと、何となくブルを狙うのでは、どれくらい差が出るでしょうか?
こちらの計算については以下の記事がおススメです。
▲ 目次にもどる4.ブル率の変化。
上記の記事でもありましたが、ブルの下の方を狙うだけで、ブル率は減少します。
しかし、人には狙い通りなげられるときと、投げれないときの波があります。
思い通り投げれないときにちょうど外す範囲に何度も入った場合、「下手になっている…」と勘違いしてしまいます…
この波がなんとなくブルを狙う人とインナーの点を狙う人では、大きな差が開きます。
メンタル的にも良くないですよね。
インナーを狙えば狙うほど、ブレる範囲も減るので、波も小さくなります。
仮にブル周辺に固まって外していても、1ビットほどなら、自分の範囲で収まっていると考えて、次こそはインナーを狙いましょう!
上達すれば、ブラック率(ハットトリックで全てがインナー)も上がりますよ
▲ 目次にもどる5.初心者にはおすすめしない。
初心者の頃はかなり大きくはずしてしまうと思います。
そのため、1本1本の範囲を見るのはとても面倒ですし、範囲を正確に測るのはとても難しいです。
まずは、トリプルリングより内側と外側に分けて、自分の範囲を測りましょう。
勿論、狙うのはインナーの点でも構いません。
その上で、トリプルリングより内側に何本、外側に何本というように、内側に入る率を高めていくのがよいでしょう。
先ほど紹介した、「BIG BULL」で1200点をまずは目指してみましょう。
ミニゲームですが、インナーを狙うという練習とトリプルリングを外さないようにする、という練習の両方ができるので、とてもおすすめです。
▲ 目次にもどる6.まとめ
実際に考えてみると、インナーを狙う大切さがわかりますね。
また、インナーを狙って、アウターに入った場合、狙ったところのキャッチだと思えば、とても気は楽になります。
上級者の言葉に
「アウターブルはインナーのキャッチ」
と言う言葉もあるくらいです。
ブル全体を見ていると、外さないように…と思ってしまいますが、インナーを狙って、2ビットほど外しても、アウターには入ります。
自分の中では、外していますが、ハットトリックです。
そういった練習を繰り返すことで、精度も上がっていくでしょう。
ちょっと精度に拘った練習方法もいかがでしょうか?
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