ダーツが上手くならない人は考え方を変えれば変わる!?
上手くならない、ダーツは向いていないかも…
自分はセンスがない…才能がない…
そう思ったことはありませんか?
ネガティブに考える前に一度こちらの記事を参考にしてみてください。
こちらの記事は7分程度で読めます。
目次
1.上達を決める基準
先日私は以下のツイートをしました。
こちらのツイートについて少し解説をしていきたいと思います。
上達を決める基準と「考え方」についてが今回の内容になります。
まず、練習しても上手くならない、ずっと練習しているのに実力が変わらない。
どうやったら、上手い人みたいに投げられるんだろう…
悩み、ネガティブな思考が続き、「自分はセンスがない、もうダーツ辞めようかな…」
なんて思う人もいるでしょう。
ここで、少し考え方を整理してみましょう。
ダーツをどんな練習をして、どれくらいの期間でどれくらい上手くなろうとしていますか?
毎日1時間も練習して、半年だけどレーティング6から上がらない…
毎日だよ!?もう嫌…
ここで、私からの質問です。
半年でレーティングが上がると思っていたということは、貴方は毎日練習1時間で1年かければレーティング2は上がると思っているということですよね?
なかなか結果が出ない人の共通として、悪い癖があります。
これくらいの練習でこれくらい上がるだろう。
と自分で決めていることです。
当然ですが、自分の思っていたより成長が遅いと、ネガティブになってしまいます。
▲ 目次にもどる2.上級者の考え方
上級者の人は基本的に練習量に対する見返りを先に考えていません。
そして、考え方がポジティブです。
1週間、毎日8時間投げる。
結果、最後の1日で自分の悪いところに気が付いたとします。(改善はできていない)
「気づいただけでも、この1週間は無駄ではなかった」
と思っています。
では、逆に気付かなかった場合はどうでしょう?
「この練習では、自分の悪い癖などが、見えてこない、少し練習を変えてみよう、この練習では1週間なげても自分の悪いところが見えないことに気が付いた」
と考え、次のステップに進みます。
上級者は限界なんて感じていないのです。
また、練習を語ることも少ないです。
ダーツは結果がすべてなので
要は勝てばいい!
▲ 目次にもどる
3.考え方の比較
上級者は勝ちにこだわっており、レーティング等の数字にもとらわれず、精神面や戦術、そういった勝ちに必要な要素を少しでも手に入れようと努力しています。
反対に初心者や中級者の方でネガティブな方はどうでしょう?
ブルに入っている本数や狙ったところに入った本数、あるいはスタッツで、自分の上がり下がりを判断していませんか?
極端に言えばスタッツ90で上がりのメンタルが弱く、3回バーストした人と、スタッツ60でも、きっちり落ち着いて上がった人では
結果後者の人のほうが強いんです!!
考え方の比較として
初心者は数字にこだわり
上級者は勝つ方法にこだわる
なので、練習はただがむしゃらに積めばいいというものではありません。
勿論、長く投げれば投げるほど、気づきの機会も多くなり、結果的に上手くはなります。
気を付けてほしいことは、「上手い」と「強い」は別です。
こういったことを言うと嫌われるかもしれませんが
上手い人は
お祭りのダーツで景品を取るのに向いています。
素人相手にブルに入れてチヤホヤされるのに向いています。
強い人は
試合に勝つことに向いています。
貴方はどちらが良いですか?
▲ 目次にもどる4.改善
じゃあ、結局どうしたらいいの?ってことですよね。
気持ちの問題なので、今の考え方の癖はなかなか消えません!
しかし、目標をしっかり持てば、自然と考え方は変わります。
今までの目標は言い換えれば
「スタッツを上げること」「ブル率をあげること」
なので、それに沿った練習、考え方になります。
例えば
家を買うことが目標の人と買うための3000万をためるのが目標の人では、やり方が変わります。
お金を貯めることが目標の人は、高収入の仕事、バイトを連想します。
家を買うことが目標の人は仮に3000万相当の家を想定していたとしても、アプローチは変わります。
例えば、自分が建築の知識を身に着けることで、設計料はかからず、理想の家を建てることができ、一石二鳥。
とか、一から家を建てるのではなく、3000万相当の家を中古で買い、リノベーションすればいい
そもそも家を持つことが目標なら、中古でもいいんじゃない?
など、あらゆる角度、思考からその目標に辿り着こうとします。
ダーツなら、勝つためには、もし狙ったターゲットを外したとしても、次にチャンスが残るアレンジの方法は?とか、クリケットなら、相手に精神的ダメージを与える打ち方は?という考えに至ります。
その結果、そうしたいなら、もう少し、トリプル率が必要か…となり
練習してもトリプル率が上がらない場合でも
今の自分のトリプル率なら、こういう戦略にしよう
こんな戦略ならどうだろう…
この戦略に変えたら、もう少しシングルのヒットが必要だな…
と思考と練習が融合していきます。
今日覚えてほしいことは、練習は自分のやりたいことの手段に過ぎないということです。
これだけ思いながら、練習すれば、自分のやりたい方へ進むために勝手に練習や考え方も変化していくでしょう。
▲ 目次にもどる5.まとめ
今日紹介した練習に切り替えた瞬間、私は自分の練習量なんて気にならなくなりました。
レーティング6のまま半年経過
毎日3時間投げていました。
でも、レーティングは変わりませんでした。
しかし、勝率が上がりました!!
なんと同じレーティングの人との対戦勝率は7割を超えていました。
しかし、30回試合して、スタッツを塗り替えても、レーティングは6のまま。
※(ダーツライブのレーティングは直近30試合の結果を参照にするため)
これは、上手くなったのではなく、強くなった結果だと思っていました。
そして、勝率がもう少しほしいと思い、練習を積み重ねた結果、いつの間にかレーティングが上がっていました。
後から、その話を上級者の人にしたら
「そう、それでいいんだよ!初心者の頃は口で言っても、わからないことだからね、皆自分で気づくしかないんだよ」
と言われ、今まで上級者の人に言われていたことが、少しづつわかってきた気がしました。
この記事を読んでいる方で、今あなたが数字に拘っているなら、理解できない部分はたくさんあると思います。
試行錯誤を繰り返して、気づきを大切にしてください。
少しでも気づき、考え方が変われば、きっと上手いダーツも強いダーツも打てるようになります。
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