初心者必見!?01【ゼロワン】の勝率があがるアレンジ方法
01【ゼロワン】ってシンプルに点数を多く減らしていけば、ほとんど勝てる。
と思っていませんか?ダーツはそれほど甘くありません。
また、上がれそうだけど、どこを狙うのが正解だったんだろう…と後から思うことってありますよね?
上がりやすいように点数を調整することをアレンジといいます。
今回はアレンジについてまとめていきたいと思います。
この記事はこんな方におススメ
・アレンジって何?
・アレンジって簡単な方法ないの?
・アレンジってそんなに重要?
記事の内容
・アレンジとは何か。
・アレンジの重要性。
・簡単な計算方法と打ち方の解説。
こちらの記事は10分程度で読めます。
目次
1.ゼロワンのアレンジとは?
まず、アレンジについて、冒頭でも話しましたが、アレンジとは、上がりやすいように点数調整をすることです。
例えば、シングルアウトの場合、残り点数が1の場合と20の場合では、圧倒的に20の方が有利です。
理由としては、1の場合
シングルの1でしかあがることができない。
20の場合
シングルの20で上がり、外しても、トリプルリング等に入らない限り、隣のナンバーも1、5なので、点数が残り、2投目のチャンスがある。
ダブルアウトの場合
30と32では32の方が有利といえるでしょう。
30の場合、15のダブルをミスして、15シングルに入った場合、15シングルでは上がれないため、1や3などで調整してからダブルを狙う必要がある。
32の場合、16のダブルをミスして、16シングルに入っても、2本目は8ダブルであがることができる。
仮に8シングルにはいっても、3本目は4ダブルであがることができる。
このように、仮にミスをしてもチャンスが続く数字に調整することをアレンジといいます。
また、上がり目を出すために数字を調整することもアレンジといいます。
例えば
177点の場合、次回は19T、19T、19Tで上がれますが、176点の場合、どうやっても3本で上がることができません。
上がることは難しいですが、何をやっても上がれない数字よりは、上がれる可能性のある数字に調整したほうが良いですよね。
▲ 目次にもどる2.ゼロワンのアレンジの重要性
アレンジを知らずにひたすらにBullを狙った場合、最後に上がりやすい数字が残るとは限りません。
仮に、上がれる数字と上がれない数字が残る確立が50パーセントだとしても、
2回に1度、相手にラウンドを譲ることになります。
レーティングにはよりますが、7くらいを想定した場合、1ラウンドの平均スタッツは70ぐらいです。
相手に一回ラウンドを譲ることで、70点差がつく、または、リードしていても追いつかれるということです。
上がれない、バーストするということは、1回パスをするということと同じなのです。
アレンジが如何に重要なのか、ご理解いただけたでしょうか?
▲ 目次にもどる3.アレンジの練習方法
では、アレンジはどのように練習すればよいのでしょうか。
初心者から上級者まで、アレンジはとても重要ですが、自分がどのレベルにいるかによって、アレンジ方法は変わってきます。
始めたばかりなら、シングルアウトを前提に考えましょう。
71点~81点
奇数の場合
19トリプルを狙いましょう。
シングルに入っても、左右にずれたとしても、残り点数は偶数となります。
19トリプルに入った場合は2本目に上がり目があります。
外して、19、7、3のシングルに入った場合
2本目はブルを狙うと良いでしょう。
偶数の場合
ブルを狙いましょう。
1や5などに入り、奇数になってしまい、まだ71点~81点の間の場合は上のやり方を参考にしてください。
70点~50点
ブルを狙いましょう。
ブルに入った場合、残り点数がシングルアウト可能です。
49点~29点
32、または20以下になるように狙いましょう。
29、25、23点
9を狙いましょう。
隣のナンバーに入っても、シングルで上がれます。
28、27、26、24、22、21点
ダブル、トリプルが必要ですが、上がれます。
トライしてみましょう。
上級者の場合
上がり目を出す調整が必要です。
また、自分の得意ナンバーに調整するのもひとつの手です。
こちらはエスダーツさんのアレンジ表になります。
他にもアレンジの手段はありますが、ベースとして、覚えておくと良いでしょう。
▲ 目次にもどる4.自分の実力を知る
アレンジのナンバーを覚えた後は、実力との相談です。
挑戦しないと負ける状況なら難しい数字にもトライする必要がありますが、それ以外の場合に実力にあっていないアレンジは、逆に勝ちを落とす場合があります。
例えば、180点ですが、20トリプル3本が必要です。
初心者ではほぼ不可能でしょう。
もし狙って、隣のナンバーの1や5に入ってしまったなら、それこそ点数が減らず、次回も上がれない可能性が出てきます。
初心者のうちはトリプルやダブルが必要なアレンジはなるべく避けたほうが良いでしょう。
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5.確率計算ができると最強!?
ターゲットの難易度と外したとき、周囲に入ったときの残り点数を上がれる確立を瞬時に計算できると最強です。
例えば、ダブルアウトの場合
残り点数30点だと
15ダブル以外の周囲の点数に入った場合、
2ダブルなら、26 ○
10ダブルなら 10 ○
15シングルなら 15 ×
2シングルなら 28 ○
10シングルなら 20 ○
ほぼ、上がり目が残りますね。
※周囲には均等に外す前提で計算しています。実際はダブルを外した場合、シングルに入ることが多いでしょう。
外した場合、シングルに入ると仮定して計算すると
30の場合
30→15
32の場合
32→16→8→4→2
36の場合
36→18→9
32が良い理由がわかりますね。
逆算すると、少し大きい数字でも計算可能です。
ダブルアウトで、残り点数が51以上のときは、50点を引いて計算すると、とても楽です。
82→32
97→47
85→35
ブルに入れた場合、残りの数字に上がり目があるかどうかすぐにわかりますね。
じゃあ、上がり目がない場合はどうしたらよいの?
ってことですが、トリプルの数字を引いてみて、計算しましょう。
97の場合
97-60=37 ×
97-57=40 ○
97-54=43 ×
97-51=46 ×
つまり19トリプルを狙うのが良いということになります。
73の場合
73-60=13 ×
73-57=16 ○
73-54=19 ×
73-51=22 ○
ここで、16と22でどちらが良いか考えてみます。
先ほどのシングルにずれた場合を計算すると
16→8→4→2
22→11
つまり、16を残すことのできる19トリプルが良いですね。
マスターアウトなら、トリプルであがることも可能なので
シングル13を狙い、2本目で20トリプルを狙うのもありです。
19トリプルが得意なら、先に16シングルに入れて、57点残すのもありでしょう。
最後に、狙うナンバーのターゲットを外した場合、上下左右のナンバーに入ったときの残り点数も合わせて計算できれば、アレンジにとても強くなります。
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6.まとめ
残り点数、ターゲットの位置、周囲のナンバー等、計算する時間ないよーー
頭パンクしそう…
ってなりますよね。
アレンジは試合中に考える時間はほぼありません。
なので、ダーツをしていないときに紙に書き出してみましょう。
そうすると、どのナンバーを狙うのがよいか、ゆっくりと答えが出せます。
後は、その数字になったときに紙に書いたナンバーを狙うだけです。
なれてくれば、計算ではなく、このナンバーなら、これ、というように自分の中で狙うターゲットが固定されていきます。
アレンジに強くなるには、ハードダーツがお勧めです。
ハードダーツは機械計算してくれないので、1投、2投と自分の残り点数を暗算し、アレンジも考えないといけません。
ボードがソフトダーツよりも小さい規格なので、初心者のうちは狙ったところに入れるのは至難の業ですが、練習にはうってつけです。
今では、ハードダーツでソフトと同じ規格のボードも売られています。
ダーツボード【トリニダード】ブリッスルダーツボード 15.5インチ
※試合で使うことはないので、あくまで練習用とお考えください。
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