【悲報】ダーツは趣味としてどうなの?多趣味の人は上手くなれません
ダーツやビリヤード、ボーリングのような室内で遊ぶスポーツやソフトボールのような、屋外競技など
趣味として遊ぶスポーツは世の中にはたくさんありますよね。
そんな中でも多趣味の人がたまに友人と遊んだときに「ちょっと上手かったら、カッコいい」とか程よくいろんなスポーツを上手くなり、自分のスキルを上げたい人、モテたい人
理由は様々ですが、片手間にやるスポーツとして、ダーツを上手くなるのはとても険しい道のりです。
こちらの記事は10分程度で読めます。
目次
1.ダーツってどんなスポーツ?
ご存知の方も多いと思いますが、ダーツに触れたことが無い人のために簡単に解説しておきます。
ダーツとは
ソフトダーツ(ダーツの先端が柔らかいもので、複数の穴の開いたボードに向かって投げる、点数は機械が計算してくれる)
ハードダーツ(コルク製のボードに金属の針のダーツを投げ、刺さった所の点数を自分で計算する)
の二つがあり、日本では9割がソフトダーツで遊ぶことが主流となっています。
基本的なルールとしては、2~4人程度で対戦をし、各プレイヤーは自分のダーツを3本持ち、自分の番になったときに3本のダーツをスローラインから連続して投げます。
その結果の得点や入れた場所をゲームのルールに沿って競い合うスポーツです。
ダーツの良く使うルールについては以下の記事で紹介しています。
▲ 目次にもどる
2.ダーツバーについて
ダーツを投げる場所ですが、最近ではネットカフェやゲームセンターのような娯楽施設でも設置され、触れる機会が増えました。
その中でも、ダーツが楽しめる場所として、ダーツバーを私はおすすめしています。
ダーツバーには上級者の人も多く、現在のダーツプロのほとんどがダーツバーのスタッフや経営を経験していたり、ダーツバーに行ったことがきっかけで、ダーツにハマり、プロになった人も大勢います。
ダーツバーはお酒の場ということもあり、お客さん同士やマスターとの交流がとりやすく、ダーツを通じてコミュニケーションがとりやすい場にもなっています。
・ダーツやってみようかな
・ダーツが上手かったらカッコいいかも…
・趣味としてダーツが上手かったら友達と遊ぶときに自慢できる
と思った方、こちらの記事を読んでいただけているのではないでしょうか?
結論から言うと、ダーツは趣味として、とても楽しいスポーツです。
みんなとワイワイ楽しむには最適でしょう。
しかし、人より上手くなるのは、とても険しい道のりです。
2.1.ダーツが上手くなると?
険しい道のりの説明をする前に、ダーツが上手くなることで得られることとして、どんなことがあるか紹介しますね。
・ダーツバーで友人が増える
・モテる
・メンタルが強くなる
・プロも夢ではない
・ダーツバーで友人が増える
ダーツが上手くなることで、ダーツバーではダーツに興味がある人が多いので、そんな人たちの憧れの的になり、声をかけられる機会が増えるでしょう。
話す機会がとても増え、その中でも仲の良い有人ができたり、ダーツのライバルができたりと、友達の輪はすぐに広がります。
・モテる
ダーツが上手くなるとモテるのか?ちょっと気になりますよね(笑
詳しくはこちらの記事に記載しています。
・メンタルが強くなる
ダーツはメンタルスポーツと呼ばれています。
プレッシャーのかかる場面で数ミリのずれなく正確にターゲットに命中させる必要があるため、緊張等で上手く投げれなかったりすると、たった1本のミスで負けたりします。
そんな場面が頻繁に起こるのがダーツです。
上級者になる過程で必然とメンタルも鍛えられていくでしょう。
メンタルが強くなることは、ダーツ以外の日常でもとても役立ちます(笑
・プロも夢ではない
一般的なスポーツ等では、幼少期から練習や経験を積んでいたり、体格に恵まれていないと、そもそもプロの道をあきらめないといけないことも多々ありますが、ダーツは年齢、経験問わず、練習さえ積めば、今からでも十分プロになることは可能です。
プロになって食べていけるかどうかは別として…
▲ 目次にもどる
3.上手くなるための練習頻度
ダーツが趣味やスキルとして身につけるのに向いていない理由として、上手くなるための練習頻度と維持の大変さにあります。
まず、初心者が他の人よりも目に見えて上手くなるためには、ほぼ毎日ダーツに触れる必要があります。
人によりますが、ダーツを週に2回、2時間程度やっている人で2年間続けている人が私の周りに大勢いますが、実力は初心者とほぼ変わらないです。
初心者と対戦しても負けることも多々あります。
理由として
・ボードの配列とダーツのルール
・上手くなる過程
があります。
・ボードの配列とルール
一般的なルールですと高得点の的に入れることが良いのですが、ダーツのボードは中心のブル以外の高得点は少し外側に広がっています(トリプルリングなど)
初心者はコントロールが身についていないので、どの得点にもランダムに入ります。
少し練習した人は、ブルを射抜くことはできないが、その周辺に外すようになる。周辺には高得点はないので、たまたま高得点をとることが無くなり、外すとほぼ間違いなく低得点となる。
初心者=ランダムに高得点と低得点
少し練習した人=たまにブル、外すとほぼ低得点
これが釣り合ってしまい、少し上手くなっただけは、初心者に圧勝することはできません。
練習したのに、初めて投げる人に負ける…なんてこともダーツではよくあることです。
・上手くなる過程
中級者、上級者になるためには、ダーツを投げるフォームや感覚を確立させる必要があります。そのために定まったフォームを習得するまでにはかなり長い時間を有し、身についていないうちは1日空けると振り出しに戻ってしまうこともあります。
ダーツは繊細な感覚が必要なため、上級者になってもダーツに触れない期間が3日ほど続けば、不調になる人がほとんどです。
上手くなるために即席の方法はほとんど無く、目に見えて上手くなるためには、ほぼ毎日の練習を半年以上は続ける必要があります。
3.1.期間を空けるとどうなるの?
先ほど定まったフォームになるまで、時間を空けると振り出しに戻るという話をしましたが、身についた後はどうなの?
と思う方
ダーツはとても厳しい世界です。
どれだけ練習をしても、どれだけ実力を身につけても、1ヶ月触れなかったら、ほぼ間違いなく元通りには投げれません。
身近にいる人ですが、過去プロの選手だった人も1年間ダーツから離れた人がいます。
その人のダーツ暦は8年ほどでしたが、たった1年間真剣に練習をした私でも勝つことができました。
ダーツは実力を維持するのがとても難しいスポーツです。
大体ですが、2週間練習して得たものは、1日空けると失われるくらいの感覚だと私は感じています。
なので、趣味のひとつとして遊びで投げる分にはとても楽しいスポーツなので、おすすめですが、上手くなって、自分のスキルとして持ちたい方
いつでも一定の実力で投げれるようにしたいと思っている方や片手間で練習して、人より上手くなりたいと思っている方には不向きだと私は感じています。
▲ 目次にもどる
4.選手生命は長い
逆にダーツをメインの趣味として楽しむ人にとって、とても良いことがもうひとつあります。
それは選手生命が長いことです。
遊びの場で投げるのは勿論のこと、プロとして活動をする上でも、かなりの長い期間を投げ続けることができます。
スポーツによっては、体力の衰えにより、日に日に全盛期ほど動き回ることができなくなり、離れてしまうこともありますよね。
しかし、ダーツは最近まで世界王者と呼ばれていた「フィル・テイラー」選手も50代後半になっても、王者として君臨し続けていました。
ダーツを一生の趣味とするなら、とても魅力的ですよね!
片手間にするには不向きですが、ダーツをメインの趣味としたなら、かなりの期間楽しむことができるでしょう。
また、プロになるにも今から初めても全然遅くありません!
▲ 目次にもどる
5.まとめ
私は片手間にダーツをできるほど器用ではなかったし、周りをみても、片手間にやっている人で上手い人も居なかったので、一旦趣味はダーツのみに専念する道を選びました。
というか、ダーツを練習したらわかるのですが、目に見えて上手くならないんですよね…(笑
なので、これでもか!これでもか!!
と練習を繰り返していたら、気がついたときには他の趣味の時間はすべてダーツに費やしていました。
それでも、結果が出たのは私の場合1年くらいでした…
そして、ある日熱で寝込んでしまい、4日ダーツを投げなかったんです…
それまで毎日練習してたのだから、「4日くらい休んでも何も変わらないだろう…」と思っていました…
ですが、いざ練習を再開すると、365日投げてきた練習が嘘のようにブルに入らなくなったのです。
友人が投げている私の姿を見て
「投げ方変えた?」といいました。
「え?いつも通りなげているけど…?」
疑問に思い、過去に投げている自分の動画と休息後の動画を見比べると確かに変わっていました。
そこから2週間ほど鬼練習をして、なんとか感覚は取り戻しましたが、この感覚を片手間でキープするの無理!!って思いました。
ダーツ好きの方でこの記事を読んでくれた方は、「ダーツ人口減らすようなこと書くなよ!」と思う方もいると思いますが、私は嘘偽りなく、感じたことも伝えたいと思い、今回の記事を書きました。
結論、何を伝えたかったかというと…
ダーツは趣味として楽しむのはとても楽しいよ!
上手くなるには専念しないと厳しいよ!
ってことです。
逆に言えば、専念している上手い人はそれほど居ないので、遊びでやってもそれほど実力差は出ないでしょう。
よくある中学校時代○○部だったから
という子にそのスポーツを完封されることはダーツではほとんどありません(笑
一度触れてみて、楽しいと思ったら、ダーツに専念してみると良いでしょう。
▲ 目次にもどる