ダーツ元世界王者フィル・テイラーとは?

ダーツ元世界王者フィルテイラーとは?

輝かしい成績とともに多くの人に影響を与え続けてきたフィルテイラー。

ダーツをしている人にとって知らない人はいないのであろうと思えるほど有名な選手でありレジェンドと言っても過言ではないでしょう。

 

今となっては引退してしまい彼を大舞台で見ることはできなくなってしまいましたが

いまだに伝説として語られるような人ですね。

 

しかし、そのフィルテイラーを知らないという方もいらっしゃるかもしれません。

 

また、そのような人は名前だけ聞いたことがある、とりあえずすごい人だっていうのは知っているなどダーツを始めたばかりの方などに多いかもしれません。

 

なので、この記事では元世界王者フィルテイラーとはどのような人だったのか

なぜ引退したのかなどを紹介します。

こちらの記事は5分程度で読めます。

目次

1.フィルテイラーのプロフィール

1.プロフィール
プロフィール

改めて見てみると、結構な年齢になっており去年の引退は妥当だったのかなと思います。

 

王者として、輝いているフィルテイラー選手を見たいというファンの気持ちもあると思うので、老いと共に強さを失っていく姿を見たくないですよね…

 

世界のトッププレイヤーは180㎝越えがざらにいるのに対し、フィルテイラー選手は173㎝と日本人から見てもさほど高くない身長をしております。

 

なので、大柄な選手が多い中173㎝のフィルテイラーが圧倒的な結果を残していくのは憧れた方も多いでしょう。

 

また、ニックネームのTHE POWERというのは彼の入場曲であったSnap!

The Powerという曲に由来しており、今なお呼ばれ続けているニックネームですね。

入場曲がそのままニックネームになる人は中々いないと思いますので、それほど曲とともに愛されていたんだなと感じます。

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2.フィルテイラー選手とは、どんな人?

2.どんな人?

フィルテイラーは輝かしい成績に目がいきがちですが、それを納得させるほどの、とてつもない努力家であったのを知られています。

 

テイラーは16歳のころに高校を中退してから就職して、18歳のころから80年代ダーツの顔となるエリック・ブリストウのいる店に通い始めました。

そして中々ブリストウと投げ続けられる人がいないなか、テイラーは一日に約8時間ときにはそれ以上の時間をブリストウと投げ続けています。

 

今でも5時間くらい練習しているという人はいますが一日8時間となると

ちょっと異常なレベルで練習していますね。

計算すると一日の三分の一を練習に費やしていることになるので睡眠と仕事以外はほとんどダーツに捧げていたことになります。

 

そして段々と実力をつけていき最初のころは緊張で結果は出ませんでしたが

1990年に師匠のブリストウを6-1で下しチャンピオンとなりました。

 

その後も恐ろしいほど勝ち進んでいるのでここで完全に覚醒したのかなと思います。

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2.1.初心者の頃は?

ダーツを始めたときは得点をとにかく多くとるための練習をするため、20のトリプルをとにかく狙う練習をしていたそうです。

 

始めたての頃は自分にどんなダーツが合うのかを確かめるため、20セットほどのダーツを購入したそうです。

 

また、投げ始めた頃から毎日8時間投げていた訳ではなく、最初は一日1時間程度だったそうです。

 

上達するにつれて、練習量も多くなり、20トリプルを狙う練習から、01のアレンジやフィニッシュの練習をしていたそうです。

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3.引退の理由

3.引退の理由

フィルテイラーは2018年に引退をしており、新星と言われたイギリス出身のロブクロスに7-2で敗れてダーツ人生に幕を下ろしました。

 

フィルテイラー自身も年齢の限界が近いと感じており、段々と練習する体力がなくなり意欲も同時に薄れてきたと語っているので非常にいいタイミングで引退したと思われます。

 

また引退するときも悲しみより安堵感の方が強いと言っており、周りからは悲しみの声が上がるかもしれないが引退できた良かったと語ったそうです。

 

彼の輝かしい成績を讃えてフィルテイラー杯というものもできていますので

敵視されながらも多くの人に愛されていたことがわかりますね。

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4.フィル・テイラーのダーツ

4.フィル・テイラーのダーツ

フィル・テイラー選手のダーツは日本人に近く、フォームやグリップなどが綺麗で、固定された位置に毎回きっちり合わせています。

そして、その手から放たれるダーツは、とても優しく、矢速にすると16km/h

ほど

 

これはとても遅い方です。

フィル・テイラー選手がいかに脱力をしているかがわかりますね。

 

無駄な力を抜くことが大切であることがわかります。

 

彼のダーツはその脱力からとても精密なダーツとして放たれ、ハードダーツでも9ダーツアウトやインブルの打ち分けができるほどの実力です。

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4.1.セッティング

5.日本人へ向けてのメッセージ

5.日本人へ向けてのメッセージ

practice!」(練習)

 

「それ以外にありますか?上手くなるには練習以外ないのです。」

と語っています。

小細工や考えることは無駄!

とにかく練習するべし!ってことですね。

 

元世界王者ゆえにシンプルかつ一番しっくりくる言葉ですね!!

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6.まとめ

6.まとめ

今となっては元世界王者となってしまいましたが、フィルテイラーはダーツ界において、忘れられないくらい強烈なインパクトを与えた選手でした。

まさにレジェンドと言われるにふさわしく、これから先、彼を超える選手がどれほど出てくるのか見物でもあります。

 

しかし、前述したように、その成績の裏にはものすごい時間をかけて作ってきた下地があるのでそれほど努力しないと彼を抜くことは難しいかもしれません。

 

一日8時間というのは異常かもしれませんが、そのくらいの意気込みでやらなければ、彼の領域に行くことは不可能と言って良いでしょう。

 

ですが時代は常に変わるものなのでいつか新しいレジェンドと呼ばれるような人が出てきてほしいものですね。

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こんにちは、Ryukです。ダーツバーが大好きで毎週通っています。ダーツを初めて、日は浅いですが、私はダーツバーという場所で大切な経験を沢山しました。まだまだ見習いの身ですが、少しでも、私が気付いたことや、思ったことを皆様にお伝えできたらいいな、と思います。

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