ダーツが上手くなるとレーティングが下がる!?知っておきたい2つの要素
こちらの記事は大体レーティング4~7くらいの人を対象にお話させていただいております。
こんにちは、Ryukです。
皆さん、ダーツが上達するにつれて、段々と思ったところに飛ぶようになってきたのではないでしょうか?
なのにレーティングが上がらない、スタッツが伸びない、試合に勝てない、友達と対戦しても負ける…
「手ごたえはあるのにどうして…?」
と思われる方、いるのではないでしょうか?
その秘密はダーツのボード、ルールにあります
こちらの記事は5分程度で読めます。
目次
1.ダーツの練習方法
まず、初心者のとき、どんな練習をしましたか?
今、どんな練習をしていますか?
ほとんどの方が、まずは3本ボードに刺すこと
次にボードを二つに分けて、上半分、下半分を狙う練習、右、左も同様に
ブルの練習のときは外してもトリプルリングより内側に収まるように
ナンバーを狙うときは外しても隣のナンバーまで…
慣れてきたら、シングルに3本とも入るように…
と順番に的を絞りながら、日々を送っていると思います。
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2.ダーツが上手くなるということ
最初できなかったことが、少しずつできるようになり、大きく外すことが少なくなっていきます。
これは、簡単にいえば、コントロールが良くなっているのです。
ナンバー20を狙って、ナンバー3に入ることはほぼないですよね?
これはあなたが上達したからです。
では、同様にブルを想定してましょう。
ブルは、01においてすごく大切な得点源でもあり、クリケットでも使用するので、ダーツをしている方が一番練習する的です。
このブルを狙うことを想定した場合、初心者の方は、まだコントロールが身についていないため、狙っても、外れて、トリプルリングに入ったりする訳です。
トリプルは場所によってはブルよりも得点が高いです。
しかし、あなたは上達しているため、ブルを狙って、外したダーツが、トリプルリングに入ることはありません。
つまり、狙っていないところにたまたま当たって、高得点を取ることは初心者の方が起こりやすいのです。
あなたが少し上手くなって、初心者に負ける原因は
1.あなたがブルを外した場合、得点が低く、まだブルに高確率で命中させることができないため、たまたまの高得点がなくなる。
2.ダーツのルール上、狙った場所に近いほど高得点ということはなく、高得点はあちらこちらに散らばっているため、初心者がたまたま入った場合、高得点を獲得できる。
この二つの状況の一致が、あなたのレーティングが下がる、対戦で勝てない要因です。
▲ 目次にもどる3.レーティングはなぜ下がるのか?
とはいえ、ブルにコントロールが定まってきているのに、なぜレーティングが上がらないのか?
それはブルを外したとき、たとえ1ビットの差で外しても、大きく外しても、点数が同じという、ダーツのボードの配列、ルールにあります。
つまり、初心者から少し成長したあなたは、限りなくブルへの命中が良くはなっています。しかし、おしい、あと少しで外してしまいます。仮に、10本に1本ブル、残りは全て、3ビット差でかなりブルに近い状態と
狙いも定まっていない初心者がたまたまトリプルリングやダブルリングに命中するのが2、3回起こる場合だと、初心者の方が得点は高いのです。
スタッツ、レーティングが上がらない理由がここです。
ちょうどレーティング4~7くらいに起こる現象です。
ブルを射抜くコントロールはないけど、トリプルリングより確実に内側に入る人です。
これは、ブルを外したら、得点はほぼ20点以下です。
3本投げて、すべて外したとき、10点しかない
なんてこともあります。
そんなとき、初心者がたまたま、20のトリプルに命中するだけで、4ラウンドくらいの差をつけられたりするのです。もちろん初心者は狙っていません、たまたまです。
これが上手くなるとレーティングが下がる原因です。
狙いが良くなっても、ギリギリ、ブルに入らないときは初心者の方が得点は高いのです。
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4.まとめ
ブルに近づくほど、外したときは「たまたま高得点」ってことはなくなります。
まだ、ブルは初心者より少し入るけど、数えるほど…という方は今は、スタッツではなく、どれだけ的に近いかで判断してください。
それが、今のあなたの実力です。
練習を重ねると、その範囲が小さくなり、ブルの命中率が上がります。そうなると、初心者がたまたまの高得点を上回る高得点を頻繁に出せるようになります。
今は練習で自分の「外しても〇〇の範囲内」
その範囲を小さくしていきましょう。
プロの世界では、狙う的はインブルのみ、アウターはインブルのキャッチと考える方も多いようです。
外しても、ブルの範囲内という考えですね。
そりゃーハットが連発で出ますわ(笑
松本嵐プロはハットでも、アウターを含んでいたら「違うなー」と言いながら、不満そうな顔らしいですよ(笑
私達はまず、範囲を少しでも小さくすることが、大切ですね。
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