ダーツに筋トレは必要?やった方がいい運動3選
ダーツを投げるのに、筋トレは必要なのか?実際に始めたばかりのときにダーツボードまで届かない…
思ったところよりも下に刺さる…
長時間投げていると腕が垂れてくる…
なんてことがありますよね。
そんな問題を解決するために必要な要素をまとめてみました。
こちらの記事は10分程度で読めます。
目次
- 1.刺さらない・垂れる原因
- 2.投げる・飛ばすの違い
- 3.筋トレは必要?
- 4.やった方がいい運動は?
- 4.1.上腕三頭筋とは?
- 4.2.スクワットで下半身の強化
- 4.3.体幹トレーニング
- 5.メリット・デメリット
- 6.まとめ
1.刺さらない・垂れる原因
結論から言うと、ダーツが刺さらない、届かない原因は筋力ではありません。
最も飛びに差が出るのはリリースポイントです。
ダーツを放すタイミングですね。
ターゲットより上に刺さる、下に刺さる差はリリースポイントが早い、遅いの違いでしょう。
大抵の場合、狙ったターゲットより下に刺さる人は、自分が思っているより、リリースポイントが遅いことが多いです。
▲ 目次にもどる2.投げる・飛ばすの違い
ダーツは16g~24g程度のとても軽いものです。
これを2.5m程度先のボードに刺すのに筋力はほとんどいらないです。
しかし、かなり力をこめて、野球投げのようにダーツを打つ人もいます。
力を入れれば、入れるほど、コントロールはできなくなります。
イメージとしては、紙飛行機をブルに向かって飛ばす感じです。
ゆっくりと送り出してあげるような感じです。
▲ 目次にもどる
3.筋トレは必要?
筋力がいらない、力は必要ないというなら、筋トレは必要ないんじゃ…?
と思う人もいるでしょう。
しかし、筋トレは、することで有利になることもあるのです。
それは長期戦です。
たとえ軽いものでも、数時間投げ続ければ、筋肉は少しですが、疲れます。
その影響で、本来構えている位置よりも、低くなったり、腕を振り切れなくなったりします。
結果、同じ動作を繰り返すことが難しくなっていきます。
そこで、必要なのが筋トレです。
ただし、ダーツが届かないから筋力が足りていない…だから筋トレをする、というのは間違いです。
▲ 目次にもどる4.やった方がいい運動は?
まず、ダーツを長時間投げるのに慣れる必要があります。
筋肉だけでなく、精神面も疲れてくることで、腕はブレてきます。
少し投げていると、狙ったところよりも下に刺さる…という人は、筋肉の他に精神面も考えられます。
今回私が紹介する筋トレは
・上腕三頭筋の筋トレ
・スクワットで下半身の強化
・体幹のトレーニング
これらが効果的だと感じています。
理由として
・上腕三頭筋の筋トレ
まず、人間の腕は大体女性の人でも3キロから男性だと4キロ前後あります。
この腕を目線の高さまで持ち上げて、遠心力をかけてダーツを飛ばすのだから、当然、複数回繰り返せば、筋力は疲れますよね。
そこで、一番疲れやすいのが、上腕三頭筋です。
主に腕の筋肉の伸縮に役立っています。
4.1.上腕三頭筋とは?
上腕三頭筋は長頭と内側頭と外側頭に分かれます。
長頭は長頭単体で鍛えることは可能なのですが、内側頭と外側頭は別々に鍛えることがとても難しい部位になります。
そのため内側頭と外側頭、そして長頭と対になるようにしています。
【長頭の鍛え方】
ダンベルでも、その他腕に負荷がかかるものなら何でもよいので、なるべく脇を閉めてトレーニングをしてみて下さい。
そうすると上腕三頭筋の内側に痛み、疲れを感じます。
内側が辛ければ、正しく鍛えられています。
【短頭の鍛え方(内側頭・外側頭)】
短頭は長頭とは逆に脇を少し開くよう意識すると効かせられます。
短頭は肘より前を動かす動作の時に動く筋肉ですのでトレーニングする際意識してみると良いでしょう。
4.2.スクワットで下半身の強化
ダーツの安定、コントロールの要は下半身であると言っても過言ではありません。
勿論、下半身を揺らしたりすることで、自分の中のルーティンを作り、テンポやリズムで投げる人もいますが、少数派でしょう。
ダーツが落ちる、届かない…という方も、下半身が安定していないから腕に正しく力を伝えられていない可能性もあります。
そこで、下半身を安定させるためになのがスクワットです。
土台がしっかりすれば、後は上半身のことだけを考えればよくなります。
ダーツの場合、下半身を動かすことは少ないので、筋トレで安定させてしまえば、下半身に技術などは、ほとんど必要ないので、考えることもなくなり、とても楽になります。
そこで、効果的な方法ですが、参考動画はこちらになります。
4.3.体幹トレーニング
最後に体幹ですが、ダーツを飛ばすうえで、自然と体が飛ばし方を決めて、自分の投げ方を作り出しています。
ボールを投げたことがなくても、投げれますよね?
つまり、人のやり方を見て、自分なりに筋力の使い方を決めて、「こうやってなげるんだろうな…」という想像で飛ばしているのです。
当然ですが、無駄な動きも多く、余分な力がかかっていたりします。
それらを最小限に抑え、ダーツを飛ばせるようにするのが、体幹を鍛える目的です。
鍛え方、トレーニング方法は
・素振り。
自分の理想のフォームの形が身に付く。
・左手で投げる。
利き手だけだと、傾いたり、アンバランスでも気づきにくいが、左で投げることにより、バランスの大切さに気付く。
・少し重いバレルと軽いバレルを交互に投げる。
軽いとどれくらい、重いとどれくらい、という感覚が身に付く。
・椅子に座って投げる。
ブルの高さ、距離、自分の身長を正確に知ることができる。
人によって、体幹を鍛える方法は他にもありますが、ある程度で大丈夫です。
自分が真っ直ぐ立っている、真っ直ぐ投げている。
このあたりがわかっていればOKです。
▲ 目次にもどる5.メリット・デメリット
メリット
筋トレをすることで、筋力がつき、体が安定、少々の疲れにも耐えることができるようになります。
また、体幹を鍛えることで、使う力も最小限に抑えることができるため、動きにブレも少なくなります。
デメリット
ダーツはとても繊細なスポーツなので、少し筋トレをしただけで、力が入りすぎてしまったり、筋トレ中は筋肉痛をいたわってしまい、本来の動きもできないこともあります。
筋トレをすることで、結果的には良くなりますが、途中過程で不調に落ちる可能性もあることを理解しておきましょう。
▲ 目次にもどる6.まとめ
今回はダーツに筋トレは必要なのか…ということをテーマにまとめてみました。
ダーツが届かない、思ったところよりも下に刺さる。
という人の原因のほとんどはリリースポイントです。
しかし、筋トレは精度の高いダーツを飛ばすためには、やった方が良いでしょう。
筋トレの過程で不調に落ちることがありますが、一時的なものなので、修正を繰り返していきましょう。
筋トレは習慣づけることが、長続きのコツです。
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