ダーツの上下左右の打ち分けを簡単にする方法
ダーツでブルの練習を繰り返していると、対戦でクリケットになったときに、
「全く違うところに飛んでしまう…」
「ブルのような精度で投げられない…」
という方が多いです。
打ち分けはコツを掴めば簡単です。
この記事はこんな方におススメ
・ダーツでブル以外はどうやって狙うの?
・ダーツの打ち分けのやり方は?
・打ち分けって必要?
・打ち分けができるようになると?
記事の内容
・打ち分けとは?
・打ち分けが必要な理由。
・打ち分けのやり方。
・できるようになると?
こちらの記事は5分程度で読めます。
目次
1.ダーツの左右上下の打ち分けとは?
ブルを中心にターゲットは円状に広がっています。
ゲームのルールに沿って、ブル以外のナンバーを狙う必要があります。
例えば、ゼロワンでは、36点のとき、18のダブルを狙う必要があります。
このときに50点であるブルに入れてしまうとバーストになってしまいます。
なので、ブルばかり狙えれば上手くなるとは限りません。
また、クリケットでは、ナンバーをマークしていく必要がありますよね。
ゼロワン、クリケットについてのルールはこちら
こういったルールによって、ブル以外のターゲットを狙う必要があり、上下左右のターゲットを正確に打てる技術が必要となります。
1.1.ブルの練習だけしていれば、ナンバーも上手くなる?
練習では、ブルの練習をしていれば、他のターゲットも狙えるようになる。
と聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?
上級者がそういったアドバイスをする理由として、2点あります。
・ダブルリングやトリプルリングの方が的が小さい。
アウターブルも含めるとかなりのビット数があるブルのシュート力が低い人が他のターゲットを狙える訳がありません。
まずは、基本として、ブルを習得してください。
・ブルを狙えるようになれば、ブレが減るため。
ブルが高確率で入る人は、3~4cmのターゲットを正確に狙える力があるということです。
その力が無いうちは、同じところに3本投げるということができないため、まずはブルから。
また、ダーツを投げる上で、脱力することがとても重要です。
常に狙いなれているターゲットがあると、それを狙うときは無理な力は入らず、落ち着いて、自然体でダーツを投げる(飛ばす)ことができます。
そういった安心落ち着けるターゲットを作るためにも、まずはブルという練習が基本なのです。
▲ 目次にもどる2.ダーツの打ち分けが必要な理由
ターゲットに向かって同じように投げる。というのはベストです。
しかし、
・放物線
・重力
・身長
・角度
などの影響により、全く同じでは狙えません。
また、3本で上を狙って、下を狙って、また上に戻る。
というような動きを要求される場合もあります。
そんなときに正確にターゲットに入れるには、各ナンバーの投げ方を分ける必要があります。
分けるといっても、各ナンバーの投げ方をひとつひとつ作るという意味ではありません。
基準を決めて、その基準に沿って、他のナンバーを投げる方法を考える。
ということです。
………???
というひとも居るでしょう。
例えば、
ブルを基準とした場合、ナンバー20を狙うときは、ブルを狙っているセットアップから、手首を指2本分くらい上に向ける。
腕、視線は動かさず、腰を傾けて、視線が狙っている場所に向くようにする。
こんな感じです。
日本トッププレイヤーの「大城 正樹」選手は手首のしわをターゲットに合わせて投げているそうです。
大城正樹選手についてはこちら
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3.練習方法
狙ったところにダーツを投げる、打ち分けができるようになるためには、どんな練習が効果的でしょうか…?
大きく分けて2つの練習が必要です。
・狙ったところに飛ばす練習。
これは、ブルでも良いので、狙ったところに飛ばすという技術が必要です。
何度も繰り返し練習をして、グルーピングを高めてください。
・何をどれくらいずらすと、刺さる位置はどれくらい変わるのかという感覚。
人によって、指1本分、足位置、それぞれをどれくらいずらせば、元のターゲットからどれくらいずれるのかはわかりません…
そのため、基準を決めて、少しずつずらすとどれくらい影響するのか知る必要があります。
この2点を鍛えるためにおススメの練習方法があります。
・上下左右の練習
ブル、20、ブル、3、のように反復で上下の練習をしてみてください。
思ったより下にずれたり、不慣れだと、左右にずれたりするでしょう。
まずは、20、ブル、3のラインからはずれないようにすることが大切です。
横ぶれの練習ですね。
これを同様に左右も行います。
ここで、18のような斜めの練習はどうするの?
と思いますよね?
上下、左右がコントロールできれば、立つ位置を変えることで、他のナンバーは攻略可能です。
極論を言うと、左右の練習もそれほど必要ありません。
立つ位置さえ変えれば、対応できますからね。
例えば、ナンバー6を狙うときは、最初に立つ位置を右に変え、正面が6になるようにします。
そして、ブルと同じように投げれば、理論上は入れることができます。
感覚と投げた位置が近くなってきたときに、やると良い練習が
「シュートアウト」です。
各ナンバーを全て打ち抜く必要があるため、自分の苦手ナンバーを確かめるのに役立ちます。
また、ダーツライブ3の「スキルチェック」でも縦ぶれ、横ぶれの練習、グルーピングの練習は可能です。
点数として顕著に現れるので、自分の苦手ポイントがわかりやすいです。
▲ 目次にもどる4.打ち分けができるようになると?
打ち分けができるようになることで、今までできなかったことが可能になったりします。
例えば、クリケットで
20で加点、19クローズして、再度20加点、または18オープン。
のように上下運動させられるような状況でも
同じ動き、臨機応変に対応できます。
外したから、元のナンバーに戻ろう!
入ったから、別のナンバーを開けにいこう!
など、内訳ができることで、選択肢がとても広がります。
ゼロワンでも…
例えば、153点残りという場面
17ベットであがれますが、弾かれる可能性なども考えると、かなりリスクがあります。
しかし、打ち分けができると、
18T、17T、16T
のように別々のナンバーで対応することも可能です。
また、ゼロワンでは、狙ったナンバーを外してしまったときに、普段狙わないナンバーを狙わなければならないときもあるので、打ち分けができると、とても有利です。
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5.できるようになるまで
打ち分けができるようになるまで時間がかかります。
まずは、自分が苦手なナンバーと得意なナンバーをしっかり知るにしましょう。
練習を重ねれば、どのナンバーも同じように入れることができるようになります。
打ち分け練習中!という人は、
対戦でとにかくトライしてみましょう!
あえて、上下左右に動かなければいけないようなアレンジやクリケットの打ち方をして、本当にそのナンバーが要求されたときにも打てるように慣れておきましょう。
打ち分けができるようになったかどうかの確認方法は、
狙ったところから、何ビット外しているか、という判断をしましょう。
例えば20のトリプルを狙ったのに、ダブルに入った場合は、同じナンバー内ですが、狙ったところからは大きく外れています。
自分が狙っていたターゲットの位置から半径5ビット以内に収まれば、ゼロワンのアウトやクリケットも上手く戦えるでしょう。
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6.まとめ
ダーツで打ち分けができないと、ゼロワンでアウトができず、ラウンドを重ねてしまい、明らかに勝てていた試合を落としてしまうこともあります。
ダーツで1投のミスは敗北につながります。
その敗因になる可能性がある打ち分けという技術は、ダーツをする上で必要不可欠と言えるでしょう。
ただブルだけ上手くても勝てないんですよ…
んーー奥が深い!
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