ダーツで格上に負け続けることは、上達への近道!?
身近にダーツが上手い人、プロの人っていたりします。初心者の方なら、友人が桁外れに上手い…というようなこともありますよね。
正直言って戦っても勝てる気がしない…
そんな相手にめちゃくちゃハンデをもらって試合するのも情けない…
とはいえ、負けが濃厚の試合をするのは気が引ける…
そう思ったことはありませんか?
こちらの記事は5分程度で読めます。
目次
1.負けるとは限らない
圧倒的差で勝機なんて全く見えない…
01も終わってみれば400点差…
そんなこともあるでしょう。
しかし、ダーツのルール上、格上に100%負けるとは限りません…
100回に一度、1000回に一度は勝てるかもしれないのです。
私もよく遊んでくれたプロの方との試合戦績は1200戦4勝1196敗でした…
それでも、結果からみてわかる通り、4勝しているのです。
当時の私とプロの差はレーティング6対17でした。
数字から見ても勝てるはずありません…
しかし、事実勝ったこともあるわけです。
また、負けても得られることは多くあります。
今回は、それだけ負け続けることにも意味があるということをお話したいと思います。
▲ 目次にもどる2.得られるもの
得られるものは結果から言うと
・ダーツが上手い人がどんな人か知れる。
・自分のレベルがどれだけ通用するか知れる。
・上級者の体の使い方を特等席で見ることができる。
・試合で上の人と戦うことに緊張が消える。
このあたりでしょう。
見たことない人がからすれば、「ダーツが上手い人がどんな人か知れる」というのは、とても大きなメリットです。
自分が練習した末にどんな人になるのかを知ることができます。
逆に言えば、知らないと「何を目指しているの?」って感じですよね?
見ることで、「あんなに安定して投げたい」「フォームが綺麗」「一定のリズムで投げたい」
など、自分の中で欲求が生まれます。
その欲求を満たすために練習すればいいのです。
目標がなければ、練習も飽きちゃいますしね…
・自分のレベルがどれだけ通用するか知れる。
自分のレベルがどれだけ上級者に通用するのか知ることは大切なことです。
まだまだ勝機が見えないレベルなのか、それともワンチャンスを生かせれば、ひょっとしたら…って機会はあるのか
後者の状況が数回あるようになってくれば、もっと練習したら追いつけるかも…と思いますよね?
そのためにどんどん強い人にトライするのは大切なことです。
・上級者の体の使い方を特等席で見ることができる。
これはとても大きなメリットです。
上級者というのは、フォームが安定していたり、リズムが一定だったり、飛びが綺麗など、上手い理由があります。
それは身近で見れば見るほどわかりやすいです。
一番近くで見れる場所は…
対戦相手なのです。
常に1Rごとに真後ろで上級者の投げ方を観察することができます。
それを目に焼き付けることで「なるほどーだからブル外さないんだ」と自分の中で気づくことができます。
・試合で上の人と戦うことに緊張が消える。
大会に出ると、自分より強い人と対戦になることは多々あります。
そのときに「あの人(上級者)に比べたら全然マシ…これくらいの人なら勝てるかも…」
と自信に繋がったりします。
毎日、毎ラウンドをハットトリックされている人からしたら、対戦相手のロートンなんて、可愛く見えたりします(笑)
▲ 目次にもどる3.上手い人にとってのメリット
上級者にとってもメリットがないとそんなに何度も対戦してくれないですよね?
しかしダーツの上級者は対戦を挑むと時間が許す限り、ほぼ全て受けてくれることが多いです。
理由は優しいから、ではなく
上級者にもメリットがあるからです。
そのメリットはプレッシャーの克服です。
上級者は当然ですが、貴方に教えていた分、「自分がお手本にならないと」という気持ちや「まだこの人には負けたくない」というプライドが働いてしまいます。
平常心の人は多いですが、ダーツは負けず嫌いが多く、負けず嫌いが強くなっている傾向が強いスポーツのため、目の前にいる上級者も負けず嫌いの可能性が高いです。
下から追い来る者に負けないようにするというプレッシャーは思っている以上に大きかったりします。
そのプレッシャーを克服するためにも、上級者は誰からの挑戦もOK!という人が多いです。
▲ 目次にもどる4.上手くなる近道
百聞は一見に如かずということわざにもあるように、ネットの記事で投げ方を学ぶ、誰かに聞く
よりも、動画を見る方が気付きは多いです。
また、動画よりも実物を間近で見た方が得られるものは多いでしょう。
上級者の近くで練習すればするほど、得られる情報や上達の手がかりは増えます。
結果、上手くなるのが他の人よりも早くなります。
▲ 目次にもどる5.やってはいけないこと
これだけ、上級者と一緒に投げること、試合をすることはいいよ
と書いてきましたが、2つだけ注意点があります。
それは、
・勝つことを諦めて戦ってはいけない
・試合中によそ見をしてはいけない
理由として、
・勝つことを諦めて戦ってはいけない
勝つことを諦めると、「自分とその人は違うんだ…」
「またいつものように負ける…」
と思って戦うと、何かを吸収して追い越そう、近づこうとする意志が消えてしまいます。
ただ、2人で投げているカウントアップと変わらなくなってしまうので、注意が必要です。
・試合中によそ見をしてはいけない
せっかくの技を盗むチャンスです!
瞬きですら勿体ないと思って戦いましょう!
お酒を飲みに行ったり、他の人と会話してて、自分の番の時だけ投げに行く…
正直言って、何も得られません…ただ敗北を刻むだけです…
せっかくのチャンスはものにしましょう!
6.まとめ
記事で書いたような桁外れの上級者の人が身近にいるとは限りませんが、少なくとも、格上の人はいるはずです。
自分より上手い人と投げることを常に心がけて、追いつく努力!吸収するという気持ち、なにか得ようとする努力をしましょう!
私も〇〇プロに勝つために今日も対戦!対戦!!
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