ダーツ初心者が簡単に脱力できようになる3つの方法。
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ダーツには力は必要ない。と聞いたことがありませんか?
よく、ダーツをするために筋トレをするということを聞きますが、筋トレは逆効果になる例も多々あります。
ダーツは脱力をした状態で、飛ばす、送り出す、というイメージでなげるのが良いとされています。
今回は脱力した方が良い理由と簡単に脱力する方法を紹介します。
この記事はこんな方におススメ
・ダーツって脱力した方がいいの?
・どうやって脱力するの?
・なぜ脱力したほうがいいの?
・脱力を簡単に覚える練習方法はないの?
記事の内容
・脱力した方が良い理由。
・脱力ができたときの確かめ方。
・脱力を癖づける方法。
・脱力のイメージ。
こちらの記事は7分程度で読めます。
目次
1.ダーツで脱力した方が良い理由。
![](https://i0.wp.com/bar-ryuk.com/wp-content/uploads/2020/05/66e14ba37550b0f55e8bc2625569ae24_s.jpg?ssl=1)
まず、脱力って言われても、そもそも必要なのか?
って話ですよね?
冒頭でお話した、筋トレについてですが、やった方が良い筋トレもあるので、紹介しておきます。
結論から言うと、脱力した方が上達のスピードは、ほぼ間違いなく早いです。
なぜかというと、理由は3つあります。
・力を入れ続けることはできないから。
野球のピッチャーで例えてみましょう。
3球で確実に3振を取れたとしても、最後まで同じペース、同じ速度で投げ続けるのは、とても難しいです。
ダーツに至っては、1試合で少なくとも2レグ、プロでも、1レグあたり18投はするでしょう。
それを、1日何試合もするのに、全て力を入れるのは、非効率ですよね。
必ず、疲れてダーツが思うように投げれなくなるでしょう。
・体の揺れが抑えられる。
力を入れれば、連動して、他の筋肉も動きますよね?
つまり、力を入れれば入れるほど、体は動きやすくなり、不安定になります。
・可動域が狭くなる。
何も力を入れていない状態と、力を入れている状態では、動かせる範囲が違いますよね?
力を抜いてるほうが、楽に腕や肩を動かせると思います。
可動域が狭いと、一見「動く範囲が狭いから、間違いが減るのでは?」と思いますが、力を入れて狭くなった可動域は別です。
ただただ自由を奪われるだけなので、狭くなることに何のメリットもありません。
2.脱力ができるようになると?
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脱力ができるようになると、メリットがあります。
・長時間投げれるようになる。
試合などで勝ち進めば、必然と投げる時間が長くなります。
練習でも慣れておきたいところですが、力を入れていると、限界も早く、翌日に筋肉痛になることもあります。
対戦でずっと同じように飛ばすには、脱力をした方がよいでしょう。
・体が安定する。
力が入っていない状態なので、腕以外をほどんど動かさずにダーツを飛ばすことができます。
動きを最小限に抑えれば、ズレる要素、ミスの要素も減るので、有利といえるでしょう。
・緊張に強くなる。
力が入っていると、緊張で震えたり、思うように投げれないことがあります。
脱力することで、気持ちも落ち着き、スムーズにリリースできるようになります。
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3.ダーツの飛びと脱力。
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脱力が上手くできていると、飛びが安定します。
力が入っている人も綺麗な飛びの人は居ますが、共通して矢速が速いです。
つまり、ダーツを風の抵抗関係なく、野球のように投げているので、綺麗に見えるだけです。
正確には、綺麗なのではなく、綺麗に見える、ですね。
動画でスローにしてみると、思いのほか乱れています。
ダーツライブ3では矢速を測定できます。
上手く脱力できていれば、16km/h~18km/hくらいになります。
世界王者フィルテイラーも矢速が速いようにみえて、すごく脱力しています。
フィルテイラーの矢速は16km/h程度です。
フィルテイラーについての記事はこちら。
ダーツが放物線に沿って、綺麗な山形で飛んでいれば、飛びは綺麗といえるでしょう。
その状態を保ちつつ、矢速を16km/h~18km/hくらいに抑えることができれば、上手く脱力できているといえるでしょう。
▲ 目次にもどる4.グリップとの関係。
![](https://i0.wp.com/bar-ryuk.com/wp-content/uploads/2020/05/902379_s-1.jpg?ssl=1)
脱力をすれば、必然とグリッププレッシャーも弱くなります。
グリッププレッシャーが強いと、ダーツのリリースが上手くいかなかったり、リリースの際にどちらかの力が残ってしまい、横ぶれなどを引き起こします。
支えている程度にダーツを持つことができれば、左右の指から加わる力によって、ブレることは減るでしょう。
▲ 目次にもどる5.脱力を癖づける練習方法3点。
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「力を抜いて投げてみて」と言っても、最初は難しいものです。
脱力を癖つけるために、やった方が良い練習方法が3つあります。
・紙飛行機を飛ばす。
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紙飛行機を飛ばすのと同じくらいの力でダーツは十分ボードまで到達します。
実際にダーツを持たずに紙飛行機をブルに飛ばす練習をしてみると良いでしょう。
どれだけ力がいらないものなのか、すぐにわかりますよ。
・友人に肩を抑えてもらう。
![](https://i0.wp.com/bar-ryuk.com/wp-content/uploads/2020/05/1189309_s.jpg?ssl=1)
脱力できていないと、肩や背中、腰などに無駄な力が入り、体全体が動こうとするはずです。
肩に手を置かれているとき、投げにくいと感じたなら、脱力できていない証拠です。
少し面倒ですが、そのまま肩を抑えられていても、飛ばせるように練習しましょう。
・小さいフライトを使う。
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小さいフライトでは、力がまっすぐ伝わっていないと、綺麗に飛ばすことはできません。
小さいフライトでは、風の抵抗を受けてくれる面積が狭いため、ダーツは鋭く飛び、軌道の修正もほとんどしてくれません。
そのため、腕のコントロールでしっかりダーツをブルまで運ぶ力も身につきます。
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6.脱力の確かめ方とイメージ。
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自分が上手く脱力をできるようになったかどうかを確かめる方法があります。
・バレルの重さが変わっても、矢速が変わらない。
ダーツライブ3で測るのが簡単ですが、自分のダーツ、ハウスダーツなどを交互に投げて、同じ矢速で投げることができれば、脱力ができているといえるでしょう。
脱力が上手くできていれば、重いから力を入れる、軽いから力を抜く、のような意識がなくなり、ただターゲットに向かって腕を伸ばす。
テイクバックの遠心力にダーツを載せる。
これだけでダーツを飛ばすようになるため、バレルの重さが変わっても、ダーツの矢速が変わることが少なくなります。
・矢速が遅いのに飛びが綺麗。
スロー動画で観る以外に判別する方法は、刺さったときのダーツの揺れです。
ソフトダーツなら、刺さる角度が悪いほど、ダーツは揺れます。
脱力できている人でも、飛びが悪い人は居ますが、飛びが綺麗で矢速が遅いのに脱力できていない人はかなり少数です。
なので、確かめる指標のひとつとして、ダーツの飛びを見てみるのも良いでしょう。
・上級者に観てもらう。
1人では意見が偏ってしまう可能性があるので、2、3人いると心強いでしょう。
上級者の人は、細かいところにも気がついてくれる可能性があるので、自分ではわからないことは、上級者の人に見てもらいましょう。
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7.まとめ。
![](https://i2.wp.com/bar-ryuk.com/wp-content/uploads/2020/05/8a272702a847426a22540c48ea5d6d70_s.jpg?ssl=1)
ダーツが気持ちよく刺さると、気分も爽快ですよね!
脱力できればできるほど、コントロールもしやすくなり、狙っているところに近づいていきます。
同じ動きを3回するのが、ベストと言われていますが、同じ動きをするために、動作の数は最初から少ない方が良いですよね。
そのために脱力は一番の近道だと私は思います。
ダーツは送り出すだけ!
それだけです。
ゆっくり、ゆっくりと力を抜いていってみてください。
ダーツが簡単に飛ぶのが実感できると思いますよ。
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