バーのマスターの性格はお酒の置き方と棚のレイアウトでわかる!?

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バーに通っていて、ふと店の雰囲気お酒の並び、位置で好き嫌いがあったりしますよね。

大体どこのバーも同じように見えるけど…と言う人もいるでしょう。

しかし、お店はマスターの部屋のようなもの、理想であったり、性格が具現化したものです。

結論からいうと、お酒だけでもマスターの性格を読むことはできます。

 

この記事はこんな方におススメ

・バーのお酒の置く位置って関係あるの?

・お酒の位置でどんなことが読み取れるの?

・これからバーを始めたいけど、レイアウトに悩んでいる。

・バーの模様替えを悩んでいる。

 

記事の内容

・バーのお酒の位置について。

・インテリアとしてみたときのお酒。

・レイアウトによって変わるお客様との関係

・配列や位置でわかるマスターの性格。

こちらの記事は10分程度で読めます。

目次

1.バーのお酒の置き方について。

1.バーのお酒の位置について。

バーに行ったことある人は知っていると思いますが、バーではカウンターの後ろ、バックバー(お酒を置く棚)にお酒を並べてるイメージがあると思います。

ほとんどがこのレイアウトですが、決まりはありません。

 

カウンターのお客様の視線を考えたときに、一番観やすく効率が良いからでしょう。

バックバーのお酒だけ見ても、お酒の種類別、色別、ビンの高さ順、値段順等

お店によって棚やお酒の並べ方は様々です。

何の法則もなく、バラバラになっているところは少ないでしょう。

そういった置き方、揃え方から、「マスターはこんな風に置く人なんだ」と想像してみても面白いかもしれません。

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2.バーのインテリアとしてみたときのお酒。

2.インテリアとしてみたときのお酒。

お酒もお店に並べている以上はインテリアの一種です。

ラベルビンの形大きさ配列

全てがお店のインテリアとして影響します。

実際にインテリアとして捉えているマスターも多いですが、マスターの感性で並べていることも多く、お客様から見ると、思ったように見えていない場合もあります。

 

お酒の見え方について

ここで少し色の話をします。

お店は少し暗い目の設定がほとんどですが、間接照明やオシャレな照明を目立たせる演出であったりもします。

まず、基本となる色の効果ですが、

 

・面積効果

色は面積が大きいものほど、明るく、鮮やかに見え、小さいものほど、暗く見えます。

なので、お酒を並べているとき、横に同じ色のラベルのものを並べても、大きさが違う場合、色が違って見えます。

 

・色と距離の関係

暖色ほど近くに見え、寒色ほど遠く、小さく見える効果があります。

これらの色のものを並べる場合、同列に並べていても、カウンターからみると、奥にあったり、手前にあったり、バラバラに見えるので、寒色のものはほんの少し手前へ暖色のものは奥へ移動させることでバランスが取れるでしょう。

 

・配色

一般的に相性がよく、観て不快にならない配色が存在します。

配色については、以下の記事がとても参考になります。

バックバーのお酒が綺麗に配列されているように見えるのが好みなら、是非参考にしてみてください。

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3.棚やお酒のレイアウトによる効果。

3.レイアウトによる効果。

お酒の色により、印象が変わるとお話しましたが、配列、置く場所によっても印象は変わります。

 

置く順番によっても変わる?

次に配置の話をします。

・三角構成

物を小さいものから大きいものへ並べて配置し、三角形をつくる形にする。

部屋のレイアウトなどで最も多く使われる構成です。

 

・リピート構成

同じ大きさ、同じ色、似たようなものは並べて配置することで、統一性が生まれます。

コレクション性を持たせたい場合におススメです。

 

・シンメトリー構成

左右対称となるように配置することで、全体のバランスをとります。

 大 中 小 中 大

構成される空間が広ければ広いほど、一体感が生まれます。

 

・集中構成

一か所にインパクトの強いものを固めて置く構成です。

目を引きやすく、お店の一押し商品を並べる場合にベストな構成です。

3.1.カウンターのお酒。

カウンターにはほとんど何も置かない。

というお店と、「お客様の手の届く位置にお酒を置きたい。」という意味をこめて、カウンターにお酒を並べているお店があります。

それぞれにメリットとデメリットはあります。

何も置かない場合

メリット

バーテンダーとお客様の距離が近くなり、話しやすく、親密になれる。

デメリット

お酒に詳しくない方や恥ずかしがり屋な人はバックバーのお酒を指差すのは、少し抵抗がある。

気軽に手に取ってお酒の会話をする機会が少なくなる。

 

 

カウンターに置く場合。

メリット

お客様が手に取ってお酒を見れる。

お客様からとバーテンダーの視点のどちらからもお酒が見えているので、話題に持っていきやすい。

カウンターの中のシンク等を隠せる。

デメリット

お酒のボトルの存在が壁の役割をしてしまい、お客様とバーテンダーの間に壁があるように感じる。

 

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4.お店を見てみよう。

4.お店を見てみよう。

色やレイアウトはある程度、人が不快に思わないように配列しているお店がとても多いですが、最終的には配置した人の感性です。

 

また、お店にはテーマを決めて配列することも多いです。

 

今まで、お店をレイアウトしたことある方なら、「こんな感じにしよう。」とある程度のテーマを決めて作った人も多いのではないでしょうか?

 

その中で配色を決めていきますよね。

 

しかし、色だけでも、性格はわかるんです。

 

ここまでの知識を踏まえて、自分のお店、あるいはよく行っているお店を観察してみてはいかがでしょう?

少し見え方が変わると思いますよ。

思いのほか、「こんなところも拘っていたんだー」と発見があるかもしれません。

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5.マスターの性格を考えてみよう。

5.マスターの性格を考えてみよう。

長い間知っているマスターでも、お店のレイアウトで意外な一面が見えたりします。

まず、今回の知識を踏まえた上で言えることは、

1.今回のレイアウトに関することにほどんど該当する。

ルール、基本、一般的なことに忠実な人です。

基礎から勉強するタイプと言えます。

 

2.レイアウトにほとんど該当しないが、拘りを持っている。

リーダーシップがあり、自分の感性を信じるタイプです。

誰かに言われたことよりも、自分を信じる力がとても強いです。

 

3.見えにくいところはやっていないけど、お客様から見える部分は拘っている。

人思い、義理、人情に溢れた人です。自分の身の回りに手が回らなくても、大切にしようとする人には最善を尽くすタイプです。

逆に言えば、マスターの隠れた顔は見えないところの配列です。

 

これらを全て総合的に判断してみると、性格はだいたいわかるでしょう。

お店のカラーが暖色が多い。→明るい、陽気 赤が多ければ、個人的、目立ちたがり

アクセントカラーがある。→強調性が強い

同じ大きさのボトルは綺麗に並べている。→コレクション性が強い

ルールに該当する配列が多い。→基本に忠実な人

 

貴方のお店、あなたの近くの行きつけのお店はどうでしたか?

 

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6.まとめ

6.まとめ

今回は色の特徴、配色、棚やお酒のレイアウト、構成についてお話しました。

今お店を経営している方も、行きつけのお店がある人も、一度違った視線でお店のレイアウトを見てみてはいかがでしょう?

 

また、その内容から、マスターの性格がわかるお話もしましたが、これは自分の部屋や友人の部屋でも同じなので、是非一度お試しください。

 

部屋の方が人に見られない分、性格が出ますよ(笑)

 

私のブログではバーについての記事も書いています。

バー未経験という人は、こちらの記事もおススメです。

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こんにちは、Ryukです。ダーツバーが大好きで毎週通っています。ダーツを初めて、日は浅いですが、私はダーツバーという場所で大切な経験を沢山しました。まだまだ見習いの身ですが、少しでも、私が気付いたことや、思ったことを皆様にお伝えできたらいいな、と思います。

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